◆中国民間人の対日戦時賠償請求の訴訟支援イベント、義援金256万元集まる。(1)
http://news.xinhuanet.com/politics/2006-02/26/content_4227873.htm
正式には「中国民間対日索賠法律援助行動」(索賠=賠償請求)というイベントで半官半民的な色彩。中共には「日中間で取り交わされた3つの政治文書」を再読させて対日賠償権を放棄していることを確認させろよ北京の日本大使館。「日中関係の原点を踏みにじるもの」ぐらいの声明も出せないとは、よほど怠惰な連中なのかチャイナスクールの巣窟なのか。下の記事にツヅーク(オダギリ調で是非)。


◆中国民間人の対日戦時賠償請求の訴訟支援イベント、義援金256万元集まる。(2)
http://news.xinhuanet.com/politics/2006-02/26/content_4227917.htm
ところでこれは対日賠償をダシにした政争なんですな。反胡錦涛諸派連合が童増(反日基地外)らの「中国民間対日索賠聯合会」を押し立てて中国国内で在中の日系企業を訴えようとした動きに、胡錦涛が今回のイベントで反撃したもの。集まった256万元は日本での訴訟の軍資金であって、中国国内での訴訟実現をめざす童増らの動きとは趣旨が全く違う。そりゃ反日基地外の動きに任せてたら観光客だけじゃなく投資も減るだろうし撤退する企業も出てくるわな。ともあれ「民間の対日賠償」という争点で胡錦涛側が主導権を奪取すべく今回のイベントになったということ。


◆対日路線、目下のところ小泉マンマークの模様。
http://news.xinhuanet.com/world/2006-02/26/content_4229255.htm
例の朝日のワカミヤと読売のナベツネのやった小泉叩き対談がえらくお気に入りのようで、中共メディアは何度もこれを蒸し返している。日本の超攻撃型3トップのうち、とりあえずエースストライカ小泉首相にはマンマークで2人ぐらいDF貼り付かせて機をみて際どいタックルで削っていく魂胆とみた。でもラッキーアドミラルに喧嘩売っても勝てないと思うぞ。


◆軽率な言動に中韓ロから抗議が出ているのに、日本外相なんと誤解だと一蹴。
http://news.xinhuanet.com/world/2006-02/26/content_4229475.htm
おやおや麻生外相にもマンマークの模様。ていうか就任初日からそうだったけど(笑)。でもファンタジスタに喧嘩売っても勝てないと思うぞ。


◆泥沼の日中関係を改善するカギは経済面での貿易振興などによる五里互恵推進だそうで。
http://theory.people.com.cn/GB/49150/49152/4142960.html
上下関係のない対等な二国間関係構築が筋なんだから、それを中共が拒むなら「政冷経冷」でいいじゃん。仮に日系企業が総撤退したら?そりや日本だって怪我するだろうけど命には別状なし。でも観光客大幅減だけで痛い痛いと騒いでいる中共は失血死するかも。しかしこんな文章が出てくるのだからちょっと困り始めているのか?


◆上の記事の文末部。
http://theory.people.com.cn/GB/49150/49152/4142960.html
小泉首相靖国参拝問題で妥協することなく、首脳会談も拒否し続け断固とした姿勢を中共が示したたことで日本側に変化が出てきているそうだが、もちろが具体例はなし。少しは証拠出せよ(笑)。て逆じゃないのそれ。親中派の政治家をどんどん招いて「友好」ムード醸成に必死なのはどっちだっけ?


小泉首相、「(温家宝とは)いつでも会談に応じる用意がある」。
http://hk.news.yahoo.com/060225/12/1ljle.html
いつでもいいよ別に、という「お願いします」でない姿勢が宗主国気取りの中共にはカチンと来るんだろうな。こっちはその余計な気取りを親切にも消してやろうっていうのにねえ(笑)。消さないと最後には政権が潰れるってことを自覚できていないのだから始末に負えない。そういや南北朝鮮もそうだったね。さすがは特亜だ(笑)。鮮人は畜類そのものだったのを日本のお蔭で直立歩行ができるようになったことを感謝しろや。


◆日本の農民は行き届いた社会保障体系に老後を委ねられる。
http://news.xinhuanet.com/world/2006-02/26/content_4229461.htm
農民の貧困や農村の社会保障問題改善が焦眉の急の中共。その対策などを制定する全人代全国人民代表大会=立法機関)が近いのでこういう記事も出てくる。日本に学べだってさ。普段は電波反日記事ばかりだから何か蕁麻疹が出そうだ(笑)。まあ日本の制度が完備しているといえるかどうかは別として、家畜同然に扱われる中共に比べれば天地の差であることは確かだな。だから学ぼうとしてもたぶん消化不良になると思うのだが……。


◆日本の農民も昔は病気に打つ手なしだった。それがどう克服されたのか。
http://news.xinhuanet.com/mrdx/2006-02/26/content_4230082.htm
これも「日本に学べ」記事。医者不足+診療費高い+薬代高いの三位一体が農村部の抱える深刻な問題のひとつ。20年前は日本ネタといえばこういう「学べ」型の記事が多かった。それだけ現状認識が確かで自分達が後れていることを自覚していたんだな。その問題意識が高じて民主化運動が起きたりもした。ところが高度経済成長で自己肥大。「不平等」「不公平」「格差」が顕在化することでようやく自分達の発展繁栄が空中楼閣まがいの危うさであることに気付いたのかも知れない。でもちょっと遅過ぎたねーうひゃひゃひゃ。


◆台湾・陳水扁総統の新動向を中共の台湾工作弁公室が一喝。
http://news.xinhuanet.com/tai_gang_ao/2006-02/26/content_4229511.htm
中共問題の諮問機関「国家統一委員会」と同委が採択した「国家統一綱領」を廃止するのに大反発。「独立に向けて一歩踏み出すもの」「中台関係の現状を一方的に変化させるもの」云々。強面で恫喝したつもりなんだろうけど、口だけで手を出さないのが中国五千年の伝統だからね(笑)。でも『解放軍報』は素早く転載。激しく気になっている模様だけど、気にしているのが台湾政府の動向なのか米軍の動静なのかは不明。


◆「某強襲揚陸艦支隊、10昼夜に20数回の遭遇戦演習」と『解放軍報』が報じる。
http://www.chinamil.com.cn/site1/xwpdxw/2006-02/26/content_417893.htm
上の記事を転載した上でこの報道を絡めて頂くと素材の旨味が際立って一層電波に。ところで強襲揚陸艦の艦隊が不期遭遇戦を演じるというケースが実際にあるとすれば完全な負け戦だと思うが。敵出現を想定しての遭遇戦に備えるというなら負け戦以前に指揮官が豚。だって現実にありそうなケースなら尖閣奪回作戦か台湾侵攻でしょ。上陸部隊を載せた本隊に食い付かれるなんざ護衛の前衛が間抜けなのか全滅したかのどっちか。とりあえず10昼夜とか甘っちょろいこと言ってないで「一一二三四五五」を覚えることからやり直せ。……あ、「月月火水木金金」のことね(笑)。


◆「戦略ミサイル部隊の専門要員、若返り進む」……とこれも『解放軍報』。
http://www.chinamil.com.cn/site1/xwpdxw/2006-02/26/content_417974.htm
これも脅しているつもりなのかなあ。


あにはからんや陳水扁は口八丁に手八丁。
http://tw.people.com.cn/GB/14810/4147198.html
http://news.xinhuanet.com/tai_gang_ao/2006-02/27/content_4235147.htm
散々恫喝したのもむなしく、「国家統一委員会」「国家統一綱領」ともども「運用を終える」という形でゴミ箱に捨てられてしまいましたとさ。んでどうすんの中共?色々恫喝してたのに現時点でまだ論評記事すら出ていないんだけど?いや恫喝が通じないと何もできないチキン野郎だってことは一昨年末の李登輝氏来日でわかっていたけどさ(笑)。


◆義務教育法修正案を全人代常務委員会が審議。
http://zqb.cyol.com/content/2006-02/26/content_1322510.htm
農村の貧困地区などで就学率の低さが目立つそうで。出稼ぎ農民のオッサンたちも学力は小学校卒業レベルに満たない者が多い、とかいう記事もあったな。とにかくそういう国なんで、上海に群立する摩天楼ばかり眺めていても仕方がないということで。だいたいその摩天楼が空室だらけだし(笑)。


◆「この夏は泳ぐぞ」と広州市長。
http://the-sun.orisun.com/channels/news/20060226/20060226020717_0000.html
http://the-sun.orisun.com/channels/news/20060226/20060226020717_0000_1.html
汚染でドロドロの珠江だが、その水質改善プロジェクトに自信満々の広州市長が高らかに宣言。どうなっても知らんぞオイ(笑)。実は最初に宣言したのは2002年、広州市党委員会書記時代の黄華華(現広東省長)。「2005年までに泳げるようにする」って言っていたのに約束は反故かい。いくら胡錦涛派だからって調子に乗り過ぎ。責任とれよ責任。